夏のイベントに浴衣を着ていきたい女性は多いはず!
今回は、浴衣を着るときに必要なものをご紹介していきます。
私自身、中学生の頃に自分で浴衣を着たいと思うようになり、初めて自分で浴衣を買ってみました。
でも、着付けは思うように上手くできず…。しかも、着付けには「腰紐や帯板がいるなんて聞いてない!」と少し準備不足だった思い出があります。
20代になり着付けの資格をとった私が、浴衣の着付けで絶対に必要なものをピックアップしてご紹介します。
↓着物版の必要なものはこちら
浴衣の着付けに必要なもの一覧
浴衣の着付けで、最低限用意したほうがいい必要なものを4つご紹介していきます。
・浴衣
・帯
・下駄
・腰紐(できれば2本)
一つひとつ詳しくみていきましょう。
浴衣(ゆかた)
まずは浴衣を用意しましょう。基本的に夏に着る浴衣は、生地が薄めで透けやすい特徴があります。昔は家庭での湯上がり用の服として着用されていました。
今は、夏祭りや盆踊りなどで愛される日本の夏を涼しげに過ごせる和服です。
帯(おび)
浴衣に合わせる帯としては、カジュアル着物に合う「半幅帯(はんはばおび)」と「兵児帯(へこおび)」が一般的です。どちらかの帯を1つ用意しましょう。
半幅帯(はんはばおび)
半幅帯の幅は約16㎝で他の帯と比べて細いのが特徴。帯の長さは約3m50㎝〜4mのものが多く、柄が全体に施されている全通柄が一般的で、裏表両方を使えるリバーシブル帯が人気です。
半幅帯は、帯締めや帯揚げ、帯枕などの小物なしでも結べてアレンジも自由。カジュアルな浴衣の装いにふさわしい帯です。
兵児帯(へこおび)
兵児帯は若い女性に流行中の浴衣に合わせやすい帯です。くしゅくしゅと柔らかい素材で作られており、ふんわりとした帯結びが作れます。
一昔前までは、青年や子供用の帯として作られていましたが、令和時代ではその可愛さと手軽さから多くの世代で愛される帯となりました。
下駄(げた)
浴衣に合わせる足元の装いは、素足に下駄を履くのが一般的です。ただし、慣れない鼻緒で足が痛くなることもあるかもしれません。絆創膏やガーゼなどを持参しておくと安心です。
最近は、レース足袋を合わせる方もいますよ。
腰紐(こしひも)※できれば2本
浴衣は1枚で着付けることができません。腰紐などで浴衣を体にフィットさせて押さえる必要があります。ビニールヒモやゴムなどでとめるアイディアもありますが、紐が細すぎたり動いたりすることで肌に食い込み、痛くなることもあります。
腰紐1本200円〜300円で買えるので、できれば和装用の腰紐を買っていただきたいです。
また、便利グッズとして、着物ベルト(コーリンベルト)があります。胸紐の代わりに代用することもできますよ。
浴衣を着るときにあるといいアイテム
本格的に浴衣を楽しみたい・浴衣をたくさん着ていきたい・綺麗に浴衣を着たい方のために、おすすめのアイテムを紹介していきます!
・帯板(おびいた)
・伊達締め(だてじめ)
・浴衣用下着
・補正グッズ
絶対に必要というわけではないですが、これらのアイテムがあると美しい着姿へと近づけます。
帯板(おびいた)
帯板とは、帯と着物の間に挟んで帯にシワが出ないようにするアイテムです。夏は暑いので、メッシュ素材の帯板が人気!
伊達締め(だてじめ)
腰紐(胸紐)の上に伊達締めを締めることで、襟元を崩れにくくします。はだけやすい胸元が気になる人は活用してみてください!
マジックテープタイプも手軽で人気です。
浴衣用下着
浴衣は透けやすいので、下着にも注意しましょう。私が愛用している和装インナーは、和装ブラと肌着(着物スリップ)が一体となったようなワンピースです。
ブラジャー不要で、パンツの透けも防げます。これ1枚あると助かりますよ。
浴衣をおしゃれにする小物
せっかくの浴衣姿なので、おしゃれに着こなすために必要な小物もご紹介します。一つ付けるだけでも可愛くなるおしゃれアイテムばかり。
浴衣と帯とのコーディネートもぜひ楽しんでみてください。
帯飾り
帯のおしゃれは初心者でも簡単にできます!体の中心なので目が行きやすく、可愛いおしゃれを楽しみましょう。
帯締め(おびじめ)
着物を着るときに帯を押さえる役割をはたす帯締め。浴衣で使う帯(半幅帯や兵児帯)は、帯締めがなくても結べますが、おしゃれのために帯締めを使うのも人気です。
帯留め(おびどめ)
浴衣には、涼しげなガラスの帯留めや、蜻蛉玉の帯留めが人気です!三分紐(さんぶひも)と呼ばれる帯留め用の帯締めに通して使います。
飾り紐
浴衣用の飾り紐として、たくさんの商品が販売されています。帯締めと帯留めが一緒になったセットもあるので、飾り紐も要チェックです!
レース
レースを帯に挟んで可愛さを演出したり、帯結びにレースを重ねるのがおすすめ!
髪飾り
浴衣では、まとめ髪やアップスタイルが定番。髪飾りがあるだけで、一気におしゃれに変身します。
かんざし
かんざしは和服の髪飾りの定番!丸いガラスのフォルムは涼しげです。
櫛(コーム)
日本髪には櫛がよく似合います。せっかくの和装なので、かわいい櫛(コーム)を選んでみてはいかがでしょうか。
バッグ
浴衣に似合うバッグには、巾着・カゴバッグ・がまぐちなどがあります。自然素材のものもおすすめ。
巾着袋(きんちゃくぶくろ)
浴衣といえば巾着袋をイメージする方も多いのではないでしょうか?
カゴバッグ
巾着袋では入り切らない荷物はカゴバッグに入れるのがおすすめ!
がまぐち
和風のバッグとして、がまぐちもオススメです!
よくある悩み・質問
浴衣を着るときによくある悩みや質問について、お答えします!
浴衣の下着はどうすればいい?
ショーツは履いてOKです!ただし、ブラジャーは一般的に和装用が好まれます。詳しくは、こちらの記事も参考にしてみてください。
自分に似合う浴衣の選び方は?
浴衣は身長に合わせて調節しやすい服装です。浴衣の「身丈=身長」を基準に、前後10センチ以内で探してみましょう。前後好みの色、柄、種類から選んでみてください。
浴衣の小物は全部揃えないといけない?
美しい浴衣の着こなしのためには、やっぱり物に頼るのが楽なんですが、全て揃えなくても着付けはできます!
最低限の小物で着られる浴衣の着付け方法を記事と動画でまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。さ
まとめ
浴衣に必要なものと、おしゃれなコーディネートで揃えたいアイテムをご紹介しました!
それぞれの使い方も詳しく紹介しているので、ぜひYouTubeもご覧くださいね。
着付けはこちらの動画を参考にしてみてくださいね!
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